2010年4月27日

バッカスは祭りだ!!人生の折り返し地点にて。

なんとたはごと始まって以来最長の沈黙。何しろ、ここ3ヶ月身の回りが激変しすぎた。
まず3月、アラフォーにして始めての子供(元気な男の子)が無事生まれたこと。もうこれで生活が180度変わってしまった。もちろん楽しいほうにである。それから4月また本業が大波乱!リストラの人手不足から営業部隊の下士官役をやることになり連日深夜残業と休日出勤。

そんなこんなで今年は余裕の無い練習になってしまっているかもしれない。無理にがんばり、真剣になりすぎると、つい合奏に焦りが出る。音が硬くなる。そうなると何一ついいことが無いのはこの20年で身にしみているのでこんなときこそ、野放図にいきたいもの。
宿題に全く手をつけていない夏休み最終日の気分。だがそれでもあえて無邪気に笑っていないといい音楽は出来ない。人も集まらない。今は落ちこぼれで結構。心していきましょう。

さて、20回記念企画祭り一発目は「バッカスだよ!全員集合!」これは団員による再演アンケートのダントツ1位。1993年当時の題名は、序曲「宿題やれよ」。当時は「ドリフのシングルコレクション」というCDを聴きまくっていたのでドリフのシングルメドレーの性格が強かった。今回はどちらかというと「全員集合」の音楽を中心に再編成。冒頭のフルートや絃のコラール、おなじみ「TABOO」、爽快な「バイのバイのバイ」やお約束の「いい湯だな」を残しつつ、新たに北海盆歌や東村山音頭、盆周り、早口言葉、ひげダンスなどを挿入し、文字通りあの頃の土曜の夜を追体験できるようなアレンジになっている。純粋に楽しめるドタバタなメドレー。

企画第二発目、お客さんの再演アンケート1位は、2005年の「大河ドラマオープニング特集」である。これは当時奏者も客席もかなり燃えたのを記憶している。今回は他にやりたい曲をぐっとこらえて、幕末維新編にしぼった。幕末維新といえば、花神、竜馬が行く(昔の)、翔ぶがごとく、獅子の時代など垂涎モノの名曲があるが、お客さんのことを考え、比較的新しいものに。龍馬伝で始まり篤姫で涙ぐみ新撰組で〆る。いやあ、どれも震えがくるほどの名曲である。企画の全ての編曲は、今年からわが団の新アレンジャーである茶位甲介氏。

さて、駆け足で企画を紹介したが、次は新世界と練習風景、あ、合宿報告になってしまうか?公私共にもう少し落ち着けばまたアップをしていく予定である。

僕だけではない。時節柄みんなも忙しいだろう。忙しいけど一緒になって腐っていてはつまらない。バッカスは祭りだ!楽器を握っている間は全てを忘れてはじけよう。

2010年1月22日

編曲が神です!

初練習はいつものメンバーに混じり、久しぶりの団友、新人さんや現役の学生さんも参加(バッカスは学生参加費無料、新人は割引、こんな団体はほかに無いぜ・・・!)して、非常ににぎやかに始まった。

1部の合奏は小川君のパストラル。若き日の思い出がこみ上げる。舞2も、つい最近ほかでやったばかりだが、やっぱり名曲。もちろん小川君だから正統メソドでやるつもりであろう。マンド界の2大名曲をいきなり1部で立て続けって・・・。「富士そば」でカツどんと天丼を同時に頼むようなものだ。なんと言う贅沢!

後半は僕の新世界。編曲はわが団が誇る大村君・小川君のコンビ。 コレがむちゃくちゃいい!すごい完成度である。 ドヴォルザークの命というべき金管セクション(それがゆえにマンオケでドヴォルザークをやるのはナンセンスといわれてしまうのだが)の代替パートがぜんぜん不自然じゃない。 原曲の豪快さを失っていない(奏者の力でもあるだろう)もう完全に脱帽である。今後は僕の編曲はコミックメドレー限定にさせてもらおう。

マンド界で新世界を全楽章やったのは、僕が知る限り慶応さんと福岡シンフォニックさんぐらいであろう。こんな機会はめったにないとおもうので、興味のある方は、団体、宗派、老若男女、ブランク年月等関係なくぜひ合流! とりあえず最初なのでテンポは落としたが、今までの苦行に比べれば難易度はさほどでもなく、しかもかっこよすぎでしびれっぱなしであった。初日からベースが充実し、クラがいるのも大きい。

練習後は砂町銀座を通って決起大会へ。この砂町銀座、すごく旨そうな総菜屋さんや、安い古着屋がたくさん有り、いつもとおれないほどごった返しているナイスな商店街であるが、3月にみんなでここで思い切りおつまみを買い物して、持込で新歓コンパをやるそうな。すごく楽しそうなので今から歌本の手配である。
そして、初日の決起大会。常連・新人・復帰組で集会は大いに盛り上がり、僕のめがねは水蒸気で曇りっぱなしであった。

次回練習はは1/30!

2010年1月6日

汁がドヴォドヴォ!

初練習にむけて、新世界スコアリーディング中。いやあ、あらためてドヴォルザークって音楽史上まれにみるロマンチストである。平たく言うと猛烈にクサい。納豆やクサヤどころじゃない。シュールストレイミング並みである。

くさいというのが不適切なら、濃い。熱い。コテコテである。いまどき死語となった努力・友情・人類みな兄弟・一日一善という文字が脳裏を掠める。もっとわかりやすくいうなら都会の洗練などとは無縁のオス臭い六尺兄貴の世界である。本人の写真を見ても、猛烈なひげを生やした竹中直人みたいである。

自身が鉄道マニアであったせいかリズムに現代の8ビートに通ずるドライブ感があるし、この東欧人特有のメロディのセンスはツボである。それでいて、技巧的にチャイコフスキーほど理不尽に難しくないところが奏者には涙が出るほどありがたい。

かつて、わが音楽の師が「ドヴォルザークって良く聞くと全然関係ないメロディを強引につなげてるだけで変なんだよなあ・・・でもそこがまたいいんだ」といったっけ。ブラームスの崇高な憂鬱、チャイコの病的なデカダンの美、どれも好きだが、ドヴォルザークの理屈抜きの生命力・天然ものの泥臭いタレント性は一番自分にしっくり来るのである。

つまり僕が地で振れる曲であるといえる。今年もいい汁がドヴォドヴォ出そうだ。
初練習に期待!!