たはごと始まって以来最長の沈黙であった! この半年、アラフォー子育ての毎日もいろんなことがあり、今回のマリオネットさんとの共演(!)につながる音楽イベントもたくさんあったのだが、おいおい書いていきたい。
今年は創団20年記念なので(ひっぱるね!)またしてもお祭りイヤーである。みんな、いい加減この顔は見飽きたかもしれないけれど、今年もまだまだいきますよ! 今年はなんといっても久々のゲスト、それも超スペシャルゲスト、マリオネットのお二人。あのマリオネットが共演してくださるってだけで、この夏は今からわくわくしている。 東京の芸能人と一緒にプレイできるんだよ、おっかさん!!おらァうれしくて・・・。
選曲会も終わり、あっという間にTOP練・初練習。 今年は毎回の練習の様子をアップしつつ、今回の曲目やステージングを明らかにしていきたい・・・。
さて、初練習の3/6板橋。 子供の世話の関係で、この日の参加は後半から。今年はこういうケースが多くなりそう・・・。あらためて子供がいても熱心に練習に参加してくれる団員たちの情熱や誠意に気づかされる。みんな大変だったんだな・・・。偉いよ。
前半は小川君のプレリュード4(吉水先生)・RSより古代舞曲(坂野先生)・幻想曲(久保田先生)の初あわせ。1部は、去年に引き続き「やっぱりいいものはいい!」ということでバッカス定番の先生方の代表曲。どれも新定番と言うべき名曲!この日は僕自身後半からの参加なので、幻想曲の後半しか聞けなかったが、はやくもかなり弾けているではないか!ドア越しに奏者の勢いがビンビンに伝わってきた。前の二曲に関しては、このひきいていないので今後の練習でたっぷりリポートさせてもらうとする。
ドアを開けると、すごい人数だ。この日は新人さん・見学さんがたくさん参加してくれ、常連・出戻り組みも多く、初練習にしては異例の人数が小さめのリハ室にぎっしりつまりっていた。さまざまな性別・年代から立ち上る暑い熱気と芳香に僕のめがねは曇った。この熱さは代謝熱と思われ、若い人が増えたのかもしれなかった(後ほど、単に空調が壊れていたと言うことがわかったが)
小川君は子供の用が有り退出(指揮者が二人とも乳飲み子かかえて・・・今年は大変そうである)まだ譜面がいきわたらないと言う混乱もあったが、まずはアルルから。
アルル・・・昔から選曲会の常連で人気の高い曲であったが、トリにするには帯に短し・・・ってやつで、なかなか選ばれなかった。 ここ数年のトリ重厚長大(ロシア・東欧系)主義の中ではなかなか最終候補には残らなかったのであるが、去年の新世界全曲演奏で大艦巨砲の流れも一段落して、こういう品のある組曲も曲の大きさにこだわらずトリに採用しようと言う動きが出てきたのである。
僕個人としても、今年に入ってあるきっかけから、いままでの勢いと熱気だけの粗雑な指揮・解釈から、今後は丁寧で美しい音楽をして見たいという心境の変化もあって、アルルは新境地にぴったりの曲なのである。 初めての合奏と言うことで、ちょっとわさわさしたが、けっこう弾けているではないか!丁寧に完成度たかく仕上げるについて、最初のスタートでこれくらいのアベレージがだせれば、まあまあであろう・・・。E♭durの曲がちょっと音が取れていないが。
小川君の編曲が終わり、プレリュードやファランドールが加われば、まさに南欧の華やかな組曲の完成となる。
次はマリオネットとの共演ステージから。航海王子・・・すごいかっこ良さ。現代欧州オリジナルものをしのぐセンスとテクニック。これは絶対弾けるようになりたい。とはいえ、かなり難しい・・・! 2・3部を通じてぴか一の難しさだが、その分弾けた時の高揚感はひとしおだろう。いずれにしろ中途半端な出来で「後悔王子」と言われないようにしたい。(この駄洒落、夏まで何回使うことだろう)
あとは4曲(おいおい紹介しよう)航海王子以外は、最初からなかなかの出来。 初日なのでとにかく全曲、もう次々とすっ飛ばして何とか通った。次からは一曲ごとにじっくりやっていくことになるだろう・・。
子供が待っているので、後片付けもそこそこに退出。 バッカス21の幕開けはあわただしかったが、バッカスの歴史でも指折りの華やかなプログラムを予感させるものであった。
次回は3/20の夜から板橋での練習なので、新人さんも見学さんも常連さんもお気軽に参加を!