またも久しぶり!いろいろあってズボラな僕を堪忍して頂戴。
年末はマンドリン系のバンドのライブに参加した。ギター、しかもピックでカッティングのみというマンド界で培った経験は全然関係ない形態での参加であったが、作曲家のNさんの曲のすばらしさ(間違いなく大天才である)、無国籍な衣装に身を包みオール暗譜で演奏する経験、貴重であった。
年末年始、朝から晩までTVでも新聞・週刊誌でも大不況と派遣切り問題などで持ちきりである。僕が覚えている限りオイルショックや円高不況・バブル崩壊のときさえこんなにも世間は騒いでいなかった気がする。まさに異常事態なのである。
会社の組合の執行部員であったから、この辺の事情はいろいろと語りたいのであるが、このブログとは関係ないのでやめることとする。経団連のお偉方や大手メーカーの社長は、派遣の契約期限を守らない不当な行為を「国際競争力」のためと弁護していたが、アメリカ・EU諸国の現状・労働環境は、日本以上に病んでいるし、煮詰まっている。日本は、製造業もサービス業もまだまだ世界の超一流なのだ。大衆労働力の質の高さが可能にした日本的経営でここまでやってきたのに、この点ではどうしても太刀打ちできない外国に、同じ土俵に引きずりおろされてしまった。
歴史的に(主に対外的危機感から)少数のエリートが大多数の愚民をコントロールしてきた西欧や大陸とは違う。誰がなんと言おうと、企業は社員とその家族のためにある。もともと日本にはそういう働く人を大切にする文化があったはずなのに。
1月末、家内の門下生の新年会で演奏があるため、うらばかには参加できず。残念である。今年も思いっきりエロカワなメドレーを用意していたのであるが。そのぶん新年会での演奏に賭ける。中国の太鼓やらチャールダーシュやら結構きつい曲をやったのだが、あらためて発見。速い曲は暗譜するとすごく余裕が出来るということだ。ゆっくりの曲は楽譜を読みながら、味わいながら弾けるのだが、速い曲で譜面を追いながら、追いかけながら演奏するのでは、どうしても遅れたり走ったりする。
これも年末のライブで得たもの。いつも思うのだが、団体によって習慣・常識というものは良くも悪くも全く違う。ここでは全曲暗譜が常識なのである。バッカスではいろいろ事情があって難しいとは思うが、特に速い曲で譜面に首っ引きなのは見た目もリズムも余裕が無くなる。速い所だけでいい。今年は挑戦できないだろうか?
2月、家内とコーチしている館女ギタマン部が、県大会において2位に躍進、悲願の全国大会出場が決まった。もちろんこれは、歴代の部員の努力の積み重ねであり、ちょっと偉そうな言い方をさせてもらうと、革命はすでに去年起こしていたのであるが、今年はやっと評価がついてきたのである。
そして2月中旬のバッカスTOP練。ふと見ると、今年のTOP陣は圧倒的に女子が多数である。そして、そのせいなのか音取りは完璧。1812がほぼ通ってしまった・・・。自分も含めて男ってやはりスロースターター(=ズボラ)なんだろうか?今年のTOP陣のパワーと実力におののきつつ、池袋で打ち上げ。こうして今年のバッカスは始動した・・・。駆け足でまとめて近況報告になってしまったが、今後はシーズンなので、まめにアップしようと思う。