またも久しぶりの更新。このブログの存在が忘れ去られそうだ!
ここで書くことではないが本業のほうが大転換期で、毎日が飛ぶように過ぎていくのである。
年始は珍しいことだが高熱で夫婦ともども4日間寝込んでしまった。病院でインフルエンザと判定され、タミフルを投薬されそうになったのだが、服用による異常行動を起こす事もある旨、誓約書を書かされそうになった。うちの場合、夫婦ともに異常行動を起こしてもとめる人がいないのでタミフルの服用をやめたのであるが、後から聴いたら大人は普通に服用しているらしい。
とにかくそんなこんなでインフルエンザは長引き、仕事始めはふらふらしながら会社に行った。家内はこのインフルエンザのせいでTVの仕事を一本逃してしまった。
年明けも忙しく、音楽活動は出来なかった。バレエ組曲「くるみ割り人形」の譜面を入手して配布したぐらいである。
そう、バッカス18のメインはついに「くるみ割り人形」。究極のポピュラークラシックである。あの難曲・展覧会全曲の年のあとであり、ちょっと「ほっとした」感があるがどうであろう。いやいや、チャイコフスキーだから体力は使うし、小序曲をはじめテクニックがいる。ただ、メロディはお馴染みなので覚え易いだろう。今回はメロディを軸に「歌うマンドリン」「弾むマンドリン」「ささやくマンドリン」て感じで、メルヘンの世界に奥深く作りこんでいきたい。
編曲は小穴さんの原曲に忠実かつMOの魅力を最大限に引き出した既存の名編曲があるので、演奏許可をお願いし快諾をいただいた。この曲を作りこんでいく経過はまたこのブログで実況する事になるだろう。
ほかにも今回はO君が振る1部に面白い曲があるのだがおいおい紹介したい。
そして1月も末に近づくと裏バカ(部内演)の季節である。じつは去年からマンドリンソロで出場している。今年は完全にいろもの・ウケ狙い枠に徹し、曲目は「マンドリンソロのためのラプソディ~チョットだけよ」と「エロカワ☆学園ヒットメドレー」の2曲である。どういう曲かはタイトルでご想像願いたい・・・。
今回は客席との掛け合いもあり、聴衆のみなさんもあきれながらも付き合ってくださった。拍手がことのほかうれしかった。
それにしても前日38歳の誕生日を迎えたというのに「海○隊(ユニット名・自主規制)で~す!」と絶叫する自分をわれながら気に入っているし、あやしげな秘術を尽くして聴衆の皆さんに楽しんでもらうことに喜びを感じる。貧乏暇無しであるが、好きなことをこんなに思いっきりやっている・・・これはこれで幸せだ。
これは出場した皆さんも同じであろう。実際、今年の裏バカはかなり「聴かせ」た。
沖縄特集、ボッケリーニのギター五重奏、フルート二重奏のカルメン、オリジナルピアノ曲、フルートとギター二重奏でブエノスアイレス、同期生アンサンブルによるオリジナル曲演奏、その他のユニットも何かしら心打たれて聞き入ってしまう快演ばかりであった。
新人さんもたくさん見に来てくれた。3月1日、これに懲りずにまた全員集合したいものである。